工学院大学・朝日カレッジ
     

数学史の天才たち ◆2回目のみ 「ニュートンとライプニッツ」 
デカルトからリーマン
講師 東京海洋大名誉教授 中村滋
日程 2/4
木曜日
18:30~20:30
受講料

1回
一般 3,000円

 
講座内容

数学の歴史をのぞいて見ると、そこには信じられないような天才たちがたくさんいて驚かされます。数学はアイディアで織りなす学問ですから、時代を超え、国 境を超え、人種や年齢という枠を超えて発展して行きます。古代には時代を2000年も先取りした人がいました。「群論」という現代数学の基本概念をノート に残した人は、20歳で決闘に倒れましたが、そのノートは数十年後に完全に解明されました。少年時代から天才振りを発揮して、数学のあらゆる分野で誰より も早く、誰よりも深く数学を究めた人は77歳まで生きて天寿をまっとうしましたが、透徹したまなざしで現代数学の方向性を見定めたその後継者は、その半分 しか生きられませんでした。数学が最も光り輝いた時代の天才たちの人となりと情熱、そのロマンやドラマを紹介しながら、数学の歩みをたどります。

<講師紹介> 中村 滋 (なかむら・しげる)
1943 年,戦時下の埼玉県に生まれ東京都で育つ。1967 年,東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。以来39 年間,東京商船大学(現東京海洋大学)で数学を教える。定年退職後の現在は,学習院大学非常勤講師,東京海洋大学名誉教授。日本フィボナッチ協会代表。数 学教育の会の常連。著書は『フィボナッチ数の小宇宙』(日本評論社)、『微分積分学21講』(東京図書)、『数学の花束』(岩波書店)。 

◆2回目 「ニュートンとライプニッツ」

デカルトの導入した当時の最新の数学をいち早くマスターした青年ニュートンとライプニッツは、新数学の威力をさらに強めて活かしきり、17世紀後半にそれ ぞれの微分積分学を作り上げてしまいます。時間微分を多用して物理現象を自由に扱える「流率論」を考案したのがニュートンです。曲線の極大・極小や接線を アルゴリズムで簡単に解けるようにしたのがライプニッツでした。現在の微分積分の記号はこのときにライプニッツが導入したものです。凡庸な学生が突然歴史 に残る大天才に変身するニュートンの「奇跡の年々」、外交官としてパリに来て、夢中で最先端の数学を学び一気に微分積分学を作ってしまった神童ライプニッ ツの対照的な2人の天才物語です。 

各回のみのお申し込みも可能です。
◆1回目 「デカルトとパスカル」 1月21日
◆2回目 「ニュートンとライプニッツ」 2月4日
◆3回目 「オイラーとラグランジュ」 2月18日
◆4回目 「アーベルとガロア」  3月11日
◆5回目 「ガウスとリーマン」 3月25日