1994年青森県三内丸山縄文遺跡の巨大な六本柱の発見は、空前の考古学ブームを呼び起した。実は私はマスコミが注目する以前から現場に入って丹念に発掘の経過を記録していた。それが縄文映画第1作「木と土の王国」である。縄文の大発見も、最初にへら先で掘り起こしているのは作業員のおばちゃんだ。大発見を単に情報として伝えるのではなく、縄文と触れ合う瞬間の生々しさでその驚きを表した。縄文映画三部作と「稲と環境」全三巻をご覧いただきながら、学者が登場して解説する手法のテレビとは異なる角度から、縄文時代の狩猟採集から稲作栽培を開始した頃の古代人の世界に触れてみたいと思う。(講師・記)
<カリキュラム>
【1回目10/11】「木と土の王国-青森県三内丸山遺跡 '94」
【2回目10/25】「一万年王国-青森県の縄文文化」
【3回目11/1 】「縄文うるしの世界-青森県三内丸山遺跡 '98」
【4回目11/22】「稲と環境-稲作の起源」
【5回目12/6 】「稲と環境-稲の渡来と展開」
【6回目12/20】「稲と環境-未来の稲

<講師紹介>飯塚 俊男(いいづか・としお)
1947年生。東北大学在学中から小川紳介監督率いる小川プロに加わり、ドキュメンタリー映画の道に入る。92年独立後「小さな羽音」で文化庁優秀映画作品賞。他に縄文映画三部作、「菅江真澄の旅」など。
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