講師紹介諸井 誠(モロイ マコト)1930年東京で誕生。1952年東京音楽学校本科作曲家卒。池内友次郎教授に師事。1953年オスロのISCM国際音楽祭に入選。同年ベルギー・エリザベート女王国際音楽コンクールに日本人初の入賞(第7位)を果たす。学生時代から無調音楽、12音音楽、グレゴリオ聖歌の研究に着手。1957年からNHKの仮設スタジオで電子音楽の制作を開始。1964年に一転して尺八の古典本曲に関心を抱き、洋楽器と平行して和楽器のための新しい可能性探求に力を注ぐようになる。1953年から母校を始め、広島、大阪、東京で専門教育にも力を注ぎ、作曲、楽曲分析などの教育に当たるとともにベートーヴェン研究に打ち込むようになり、現在『諸井誠のベートーヴェン ピアノ・ソナタ研究』を執筆中。2009年末までに3巻本として、音楽之友社から出版の予定(現在その第2巻までが出回っており、近く第3巻も発売される。)。2005年から、鎌倉に移り住み、旧作の改訂出版に着手すると共に、講演活動を通じて、広範囲の聴衆との接点を求めて、長年の体験の一端を伝えながら本来の作曲、文筆活動に戻った。 仲道 郁代(ナカミチ イクヨ)4歳からピアノをはじめ、桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位を受賞し注目を集める。多数の受賞を経て、1987年ヨーロッパと日本で本格的にデビュー。温かい音色と叙情性、卓越した音楽性が高く評価され、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして注目を集めている。 これまでに日本の主要オーケストラと共演した他、海外のオーケストラとの共演も数多い。リサイタルも各地で開催しており、中でも97年から行った2回にわたる「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、作品への真摯な取り組みと音楽性が高く評価され、「ベートーヴェン弾き、仲道郁代」という評価を確固たるものとしている。 現在は、ショパンの生涯を映像とエピソードで綴る「ショパン鍵盤のミステリー」企画、「モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会」などのシリーズが進行しており、早くも大きな注目を集めている。 レコーディングはBMG JAPANと専属契約を結び、多数のCDをリリース。ベードーヴェン ピアノ・ソナタ第30.31.32番は、2007年度第45回レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。著作には、DVDブック『至福のピアノ〜弾く・聴く・楽しむ』(講談社刊)、編著には、『CDでわかるピアノの名器と名曲』(ナツメ社刊))等がある。オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com