中国の遺跡と美術
秦の始皇帝陵と兵馬傭の美

美術史家 北 進一

曜日・時間・回数
水 15:30-17:00 全6回
日程
2009年 4/8, 4/22, 5/13, 5/27, 6/10, 6/24
受講料
4-6月(6回) 会員 17,640円
一般 21,420円
教材費 − 設備維持費 −

講座内容
中国は、五千年にもおよぶ文明を継承しているアジアの中心的な国家です。悠久の歴史のなかで、様々な文化や王朝が栄枯盛衰を繰り広げ、現在の中華人民共和国に至っています。中国文明は、西方の諸文化との交流を通じながら、日本や韓国、東南アジアなどの周辺諸国に多大な影響を与えました。その変遷の道程は、中国各地に残る様々な遺跡や遺産、美術品によって探ることができます。なかでも、中国全土を最初に統一した秦の始皇帝の時代は、都・咸陽の咸陽宮・阿房宮や東郊の始皇帝陵など壮大な建造物が造営され、あらゆる意味で中国文明の礎となりました。特に始皇帝陵の東方の兵馬俑坑や銅車馬坑から出土した多量の等身大の兵馬俑や精巧な2分1の銅車馬は、中国美術史上まぎれもなく最高傑作の一つと言えましょう。本講座は、そのような秦の始皇帝時代の遺跡や美術を解読し、中国文明の変遷と異文化交流について考えてゆきます。

 


カリキュラム
2009/04/08 秦の起源と始皇帝の登場
2009/04/22 咸陽宮・阿房宮の遺品と始皇帝陵の謎
2009/05/13 兵馬俑坑の発見と発掘
2009/05/27 兵馬俑の美と写実
2009/06/10 銅車馬と力士俑
2009/06/24 中国各地の秦代の遺跡と美術
各自準備

講師紹介
北 進一(キタ シンイチ)
1963年生まれ。中国・山東大学留学。アジア文化史専攻。桐朋学園芸術短期大学講師、創形美術学校講師。共著に『カラー版 東洋美術史』(美術出版社)、『世界美術大全集 東洋編15 中央アジア』(小学館)、『神話・象徴・イメージ』(原書房)、『中国世界遺産の旅3 四川・雲南・チベット』(講談社) 、『象徴図像研究 動物と象徴』(言叢社) 。論文に「兜跋毘沙門天の居ます風景@〜F」ほか。

 

備考