母は娘の人生を支配するU
− 少女まんがと「母殺し」問題

漫画家 萩尾 望都
精神分析科医 斎藤 環

曜日・時間・回数
土 18:30-20:00 全1回
日程
2008年 10/18
受講料
10月(1回)会員 3,360円
一般 3,990円
教材費 − 設備維持費 −

講座内容
娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母・・・。娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?
少女まんがは、その発生当初から、あらゆる表現ジャンルの中で最も「母殺し」というテーマを切実な主題としてきました。「イグアナの娘」など、母性の呪縛を示唆するような先鋭的な作品を発表する萩尾氏とともに母娘関係を考えます。
 
<参考書>
斎藤 環 『母は娘の人生を支配する』(NHK出版)
講座当日に7階カウンターで販売予定です。

 


カリキュラム
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各自準備

講師紹介
萩尾 望都(ハギオ モト)
    1949(昭和24)年5月12日生まれ
    福岡県大牟田市出身
    日本SFクラブ 日本漫画家協会に所属

大牟田北高校卒業後、福岡市天神町の日本デザイナー学院に2年間通う

1969(昭和44)年 『ルルとミミ』でデビュー
1976年 吸血鬼を題材にした幻想ロマン『ポーの一族』、SF作品『11人いる!』
(キティフイルムにより’86年にアニメ化)で第21回小学館漫画賞受賞
1985年 角川アニメ『時空(とき)の旅人』のキャラクターデザインを担当
1993年 エニックスのゲーム『ガイア幻想紀』のキャラクターデザインを担当
1993年 三重県明和町主催の野外劇『斎王夢語』の脚本執筆
1997年 連載時『残酷な神が支配する』(2001年5月に完了)で第一回手塚治虫文化賞
     漫画優秀賞を受賞
1998年 CD−ROM『萩尾望都作品集〜SANCTUS』がバンダイビジュアルより発売

小学館より作品集第T期・第U期各17巻、ほか単行本・文庫本が刊行中
ほか白泉社、秋田書店からも文庫本その他が出ている

主な作品に『トーマの心臓』(1996年から度々 劇団Studio Lifeにより舞台化)
『半神』(同名で1986年に野田秀樹と舞台化 再演を重ねる)
『イグアナの娘』(テレビ朝日により1996年にドラマ化)
『アメリカン・パイ』(宝塚歌劇団により2003年宝塚バウホール、日本青年館でミュージカル化)
『スターレッド』『マージナル』『バルバラ異界』『メッシュ』シリーズ等がある

・特に感銘を受けた漫画家…手塚治虫
・特に感銘を受けた画家…ピカソ
・主に好きな本のジャンル…SF小説(アイザック・アジモフ レイ・ブラッドベリ フィリップ・K・ディック  カットナー ハインライン 他) 哲学・心理学関係 推理物
・主に好きな映像作家…アラン・レネ レドリー・スコット マイケル・チミノ ピーター・ウィアー スタンリー・キューブリック
 
斎藤 環(サイトウ タマキ)
1961年岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。医学博士。現在、爽風会佐々木病院・診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカンの精神分析、「ひきこもり」問題の治療・支援ならびに啓蒙活動。 漫画・映画・その他サブカルチャー全般を愛好。著書に『生き延びるためのラカン』(バジリコ)、『文脈病 ラカン、ベイトソン、マトゥラーナ』(青土社)ほか多数。新刊に『関係の化学としての文学』(新潮社)。


 

備考